健康おきなわ21(概要)

公開日 2014年03月01日

「健康おきなわ21」は、県民一体の健康づくり活動を進めていくための、健康づくりのための行動計画(アクションプラン)です。
 
県では、県の健康増進計画「健康おきなわ2010」(平成13年~22年度)を長寿世界一復活に向けた21世紀におけるおきなわの行動計画として「健康おきなわ21」行動計画(以下「アクションプラン」)へ改定しました。
 
ロゴ
 
基本理念
 
 基本理念を「県民が健康・長寿を維持継承し、生きがいに満ちた豊かな人生を送ることが大切である。」とします。
 
目的
 
「健康おきなわ21」では、「早世の予防(若くして死亡する県民の減少)」と「健康寿命の延伸(県民の障害の無い期間を長くする)」、その結果としての「生活の質の向上(県民が豊かな人生を送れること)」を目標に、「健康・長寿沖縄の維持継承」を目指しています。
 
目的達成に向けた目標指標の設定
 
アクションプランでは「健康・長寿沖縄の維持継承」のために、「平均寿命の延伸」を全体目標として設定します。
 
また、平均寿命の延伸によってその順位が全国トップ水準となるまでには長期的な取り組みが必要であることや、一方で、平均寿命は5年ごとの国勢調査でしか把握されず、実施した対策が「平均寿命の延伸」にどの程度効果を挙げているかを毎年把握・評価して見直しを行うことができないため、平均寿命の算出に関係し、毎年把握が可能な「20~64歳の年齢調整死亡率」を指標に設定することとしました。他県に比べて高い「20-64歳の年齢調整死亡率」を減少させて全国並みとし、さらには全国より改善するよう毎年点検しながら取り組むことで、「早世の予防」「健康・長寿沖縄の維持継承」を目指していきます。 また、「20~64歳の年齢調整死亡率」の減少のために、食生活や運動、タバコ、飲酒などの健康づくりの6分野で目標指標を設定して取り組むこととしています。
 
★全体目標と各分野毎の目標指標
全体目標と各分野毎の目標指標
 
●全体目標等の設定 ※
 
全体目標等の設定
 
※「平均自立期間」「65歳・75歳の平均自立期間については、厚生労働省が算定式を作成した後に、各都道府県で目標設定することとしている。
 
各分野ごとの目標指標はこちら>>>
旗持ち
がん
 
新たな健康づくり運動
 
県民が健康を増進し、「健康・長寿沖縄の維持継承」を達成するために、アクションプランでは、県民の皆様と関係機関や関係団体による県民一体の健康づくり運動を具体的、効果的に進めるためのスローガンや、県民の健康づくりの行動目 標(行動指針)を作成しました。また、関係機関や関係団体が協働して県民の健康づくりを支援する仕組みや、アクションプランの推進にあたって、県民の健康課題を踏まえた効果的な健康づくり運動の推進方向について検討、施策の提言を行う体制を整えることにしました。
 
「チャーガンジューおきなわ!」
 
★県民一体の健康づくり運動のためのスローガン「チャーガンジューおきなわ!」を決定しました。
 
「健康・長寿沖縄の維持継承」と「生きがいに満ちた豊な人生」をイメージする言葉として、また、「チャーガンジュー(いつまでも健康)」な沖縄の実現を県民みんなで目指し、長寿復活に向けて取り組もうというアクションプランの方向性を示すスローガンです。
 
「チャーガンジューおきなわ 9か条」
 
★県民のみなさんが覚えやすく、無理のない楽しい健康づくりを実行するための「チャーガンジューおきなわ 9か条」を作成しました。
 
県民のみなさんが、日々の生活の中で具体的に健康づくりを実行できるように、日常生活に取り入れてほしい県民の行動目標(行動指針)です。
 
 
「チャーガンジューおきなわ応援団」
★県民の健康づくりを支援する団体の集まりの「チャーガンジューおきなわ応援団」を結成しました。
 
 
アクションプラン推進体制
 
アクションプランでは、関係機関や保健医療団体、保健医療の有識者と商工団体等の事業者代表等で構成する「アクションプラン推進協議会」を設置して、全県的な取り組みとして実施される「応援団」による健康づくり運動の推進方向や施策の検討、アクションプランの進捗状況の評価などを行います。
 
また、二次保健医療圏においても、各保健所管内ごとに地域保健と職域保健の連携を図る体制を整備して、効果的にアクションプランを推進します。  さらに、食生活や運動、タバコ対策などの健康づくりの各分野の推進に関する専門技術的な検討などを行うために、アクションプラン推進協議会の下に各分野別の検討委員会を置くこととします。
 
アクションプラン推進体制
 
 

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