公開日 2013年03月01日
(1)喫煙、食生活、飲酒等の生活習慣や肥満は、がん発症リスクと関連があることがわかっています。
がんによる死亡の減少を図るためには、まず、がんにならないことが重要であり、がんの予防としては、「禁煙」、「適度な運動とバランスのよい食生活」、「適正飲酒」など生活習慣の見直しが必要です。
(2)「がん」と診断された人が、男性は40歳代から、女性は30歳代から増加しています。
しかし、がんの早期発見に不可欠ながん健診受診率は低い状況です。
しかし、がんの早期発見に不可欠ながん健診受診率は低い状況です。
★部位別では、平成11年と比較すると男女共に気管支・肺がんや胃がんは減少していますが、大腸がん、女性の乳がん、子宮がんは増加しています。

★年代別にみると、「がん」と診断された人の人口に対する割合は、男性は、40歳代から、女性は30歳代から高くなり、それ以降上昇する傾向にあります。特に、子宮がんや乳がんなどは、若い世代でも発症する特徴があるため、女性は早くからがんの予防について関心を持つ必要があります。

★本県の平成17年のがんによる死亡数は2,516人、死亡総数に占める割合は27.9%で最も高くなっています。また、がんによる死亡数をみると、部位別では気管支・肺、大腸、胃、肝臓の順で多くなっています。

★がんによる死亡の減少のためには、早期発見・早期治療が重要であり、市町村や職場等でがん検診が実施されていますが、市町村のがん検診受診率をみると約1割~2割と低い状況にあります。


○目標値

「健康おきなわ21」 がん 「健康おきなわ21」-各分野ごとの取り組み-(2008年3月)
7.がん 「健康おきなわ2010」報告書-各論-
8.がん 「健康おきなわ2010」中間評価報告書-各論-