なかま・家族で行こう! 健康診断・がん検診

病気の早期発見は早期治療につながります。自分のためにも、家族の幸せのためにも、定期的に健康診断とがん検診を受けましょう。

★ 健(検)診は、健康を守り、生き生きと暮らすための大事な手段です。市町村や職場で実施される健診・がん検診を受けて、自分の健康を管理することや、健診後の保健指導を活用して、生活習慣の改善を図ることができます。

特に、若いときの健診は、「一番健康である時期」を確認できますので、今後の健康管理に活かしていくことができます。

健診を「健康の大切さ」「健康の人生設計」を考える機会として利用しましょう!

★本県では、気管支・肺がんや大腸がんが多く、乳がん、子宮がんが増えています。また、がん検診や精密検査の受診率が低い状況です。

治療には医療費がかかるだけでなく、家族や職場に不安を与え、その後の人生に多きな影響を与えます。がん予防には、禁煙やバランスの良い 食生活などの健康的な生活を送ることや、がん検診を受けること、早期治療を行うことが必要です。がん検診は定期的に受診することが大切なので、職場や家族で声を掛け合って、受診しましょう。

 

ちゃーがんじゅうサポーターメッセージ

健康づくり関連情報

ちゃーがんじゅうサポーターメッセージ

1メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防のために

(1)県民公開講座の開催や研修会の開催、広報誌、ホームページ、パンフ レット等で、正しい知識や予防方法等の情報提供を行います。

実施主体:沖縄県、保険者、市町村、沖縄県医師会、沖縄県看護協会、沖縄県栄養士会、沖縄県歯科医師 会、関係機関等

(2)住民の健康状態やライフスタイルごとの特徴等を正確に把握して、情報提供を行い、健康づくり活動を推進します。

実施主体:沖縄県、市町村

(3)職場における一般健康診断の励行と実施結果を広報する等により健康に係る意識高揚を図ります。

実施主体:沖縄労働局

(4)若い世代や男性、働き盛りの生活習慣病予防のため、地域や職場で参加しやすい健康教育等の実施、情報提供を推進します。その場合、地域保健・職域保健の連携等により、健康づくり活動を支援していくことが求められます。

実施主体:市町村、保険者、沖縄県、関係機関等

(5)職場では、労働安全衛生法に基づく定期健康診断を実施し、生活習慣改善の取り組みや健康管理をすることが求められます。

特に、若い世代の生活習慣病予防のため、健康づくり活動の実施や地域の資源等の情報提供、地域 保健との連携を行うことなどが重要です。

実施主体:職場、商工関係団体、市町村、保健所

2特定健診・特定保健指導の実施

(1)特定健診・特定保健指導の役割や実施方法についての広報を強化します。また、受診率向上のために未受診者への受診勧奨を推進 します。

実施主体:沖縄県、保険者、市町村、沖縄県国民健康保健団体連合会

(2)特定健診の受診勧奨や特定保健指導の対象者に応じた保健指導の実施を推進します。また、治療が必要な人の状況を把握し、受診 勧奨や治療中断を防ぐための仕組みづくりが求められます。

実施主体:保険者、市町村

(3)特定健診の結果では特定保健指導の対象とならない場合も、生活習慣病のリスクが高い人や保健指導を希望した人への必要な指導 を行うことが求められます。

実施主体:市町村、保険者

(4)特定健診・特定保健指導の実施体制づくりや指導技術向上を図るため、関係団体が連携して研修会を実施し、関係職員の資質向 上、効果的な実施を推進します。

実施主体:沖縄県、沖縄県保険者協議会、沖縄県国民健康保険団体連合会、沖縄県医師会、沖縄県栄養士 会、沖縄県看護協会

(5)効果的な特定保健指導を実施するために、精度の高い健診を実施する(精度管理)ことが求められます。

実施主体:保険者、市町村、健診機関

3生活習慣病予防の取り組み(重症化予防)

(1)保険者は、特定健診の結果医療が必要な人へ、積極的に受診をすすめます。また、治療中断者の把握と治療再開への取り組みが求 められます。

実施主体:市町村、保険者、関係機関等

(2)糖尿病や循環器病の重症化予防のために、診療ガイドラインに基づく診断治療等の実施を推進していくことが求められています。

実施主体:沖縄県医師会、沖縄県糖尿病対策推進会議、関係機関等

(3)糖尿病治療や重症化予防のため、関係団体が連携して、糖尿病対策に積極的に取り組みます。

実施主体:沖縄県医師会、沖縄県、関係機関等

(4)糖尿病の診療ガイドライン等に関する一定の研修を受講した医療機関の登録名簿を作成します。

実施主体:沖縄県糖尿病対策推進会議

(5)特定健診で、医療機関の受診が必要とされて受診した結果、すぐに治療の必要のない場合などは、特定保健指導の対象になるた め、保健指導へ確実につなげるしくみづくりが求められます。

実施主体:保険者、市町村、関係機関等

4日常生活でのがん予防の正しい知識の普及啓発のために

(1)「がん予防指針8か条(国立がんセンター作成)」のポスター、リーフレット等を配布し、実践・普及を推進します。

実施主体:沖縄県、市町村、沖縄県看護協会、(財)日本対がん協会沖縄県支部、がん診療連携拠点病院

(2)がんの発症と関係している生活習慣(特に、喫煙、食生活、飲酒)や肥満について、行動指針「チャーガンジューおきなわ 9か条」の実践・普及を推進します。

実施主体:沖縄県、市町村、沖縄県医師会、沖縄県歯科医師会、沖縄県栄養士会、保険者、沖縄県看護協 会、沖縄県保健医療福祉事業団、日本健康運動士会沖縄県支部、沖縄県糖尿病対策推進会議、(財)日本対がん協会沖縄県支部、がん診療連携拠点病院等

(3)特定保健指導や健康教育及びがん検診の場において喫煙者に対する禁煙支援を推進します。

実施主体:保険者、市町村

(4)野菜・果物等の目標摂取量について、分かりやすい具体的な食品例を作成し、保健指導等での活用や県民への普及啓発を推進しま す。

実施主体:沖縄県、市町村、沖縄県栄養士会、沖縄県食生活改善推進員連絡協議会

5がん検診及び精密検査の受診率向上等のために

(1)ポスター、リーフレット等を活用し、県民にがん検診の目的や重要性等について普及啓発します。

実施主体:沖縄県、市町村、沖縄県医師会、沖縄県看護協会、(財)日本対がん協会沖縄県 支部、関係 機関等

(2)住民が、がん検診を受診しやすいよう、検診日程や会場設営等を工夫するなど、受診環境の整備が求められています。また、職場では、働いている人が受診しやすいよう、がん検診への理解を深めることが求められています。

実施主体:市町村、検診機関、事業所

(3)女性の乳がんや子宮がんは若い世代でも発症する特徴があります。女性のがんに関する正しい知識を周知するほか、検診会場では、女性の対象者に配慮した会場設営や人員配置等の工夫が求められています。

実施主体:沖縄県、市町村、検診機関、医療機関

(4)がん検診・精密検査の未受診者の把握と受診勧奨の取り組みが求められています。

実施主体:市町村

(5)身近な医療機関等で精密検査が受けられるよう、がん検診精密検査協力医療機関名簿を作成し、県民へ情報提供します。

実施主体:沖縄県、市町村

(6)がん検診・精密検査への理解を深め、検診に対する不安を和らげるために、相談窓口の設置などの取り組みが求められています。

実施主体:市町村、がん診療連携拠点病院、検診機関、医療機関

(7)精度の高い検診を実施するために、市町村及び検診機関はがん検診・精密検査の精度管理を行い、県は、市町村や検診機関に対し て、がん検診の実施方法等についての助言・情報提供のほか、検診従事者への研修を行います。

実施主体:沖縄県、市町村、検診機関

上へ