サポーターメッセージ 仲田まさえさん

公開日 2015年09月30日

どんなに忙しくても、 自分だけの時間をつくりたいですね。

日記と30分のフィットネスでストレスを克服

舞台だけでなく、県内外でのライブ活動もされていてお忙しいと思いますが、健康管理、とくにメンタルな部分で何か心がけていることはありますか?

仲 田:そうですね、たしかに毎日舞台に立って忙しくしていますが、お客様に喜んでいただける楽しい仕事なので、最近になるまでストレスとはずっと無 縁だと思っていました。ところが、ある時ふと気がつくと、毎日同じような舞台が続いている気がしたんです。昨日の舞台なのか今日の舞台なのか分からなくな るというか、ちょっとやばいなって。
その時から、もっと自分だけの時間を大切にするようになりました。

具体的には、どんなことを?

仲 田:忙しくなると、夜は寝ているつもりでも、ちゃんと眠れていない気がして、ある日思い立って、寝る前に日記をつけてみようと。日記といっても短 い言葉なんですが、それでもその日のことを振り返って文章にしてみることで、気持ちの切り替えがずいぶんとできるようになりました。
あと、好きな音楽を聴いたりもしています。とくに決まったジャンルというわけではないのですが、洋楽のポップスとか、民謡以外の音楽を車での移動中に聴いたりとか。

ふだんの民謡とは違う音楽が、かえって新鮮で気持ちの切り替えになるのかもしれませんね。他に、何かスポーツとかは?

仲田:実は最近、ジムに通い始めました。女性専用の、30分の短いフィットネスですが、気軽に始められて続けやすいなって感じています。

身体を動かすことで心のストレスを解消する、というイメージですね。

仲 田:そうなんです。以前の私は、疲れたら何もしないで、ただ休んでいたいタイプだったんです。たしかに舞台はハードで時間も長く、休むことは必要 なんですが。それだけでは、頭と身体の休み具合がバラバラみたいな感じがあったんですね。でも、どんなに疲れていてもジムで軽く汗を流すようになって、か えって身体のストレスを発散できることが分かりましたし、気持ちのほうも、それまでに比べてずいぶんと軽くなりました。

ストレスを克服できたことで、何か変化はありましたか?

仲 田:そうですね、一番変わったことは、お客様とのおつきあいでしょうか。それまでは、舞台だけで精一杯で、お客様とお話をすることに気が向かず、 正直、忙しくて手一杯なのに他の人の話まで聞けないって感じでした。ところが、気持ちに余裕が生まれてくると、いろいろなお客様の身の上話にも耳を傾ける ことができるようになりました。それぞれに大変なんだなぁって。人の話を聞きながら、もっと自分も頑張ろうって、そんな前向きな気持ちが湧いてきて、それ は大きな変化でしたね。

心身のバランスを取り戻すことで、気持ちに幅が生まれたんですね。それがきっかけで、舞台での芸の幅も、もっと広がっていくんでしょうね。これからのご活躍がますます楽しみですね。

身体を休めることと、英気を養うことの両方で「休養」です

■情報リンク

○ e―ヘルスネット 休養・心の健康づくり

睡眠のとりかた、寝返りと寝具の関係、高齢者や女性の不眠、などの情報があります。

http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart

○ 沖縄県総合精神保健福祉センター ~一人で悩まず早めの相談を~

精神保健福祉センターでは、精神保健福祉全般について相談を受けています。

ご本人からの相談だけでなく、ご家族、親戚、上司・同僚等関係者からの相談も受け付けています。

こころの電話相談  098-888-1450

月・火・水・金(祝日を除く) 9:00~11:30、13:00~16:00

■相談・診療案内

http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/seishinhoken/documents/soudansinryouannai.html

○ 各保健所 地域保健班

お近くの保健所でも、精神保健福祉全般について、相談を受けています。

○ 沖縄県 障害保健福祉課

沖縄県自殺総合対策行動計画を策定し、自殺予防対策をすすめています。
自殺予防についてのパンフレットや相談窓口、「こころの健康」についてホームページで紹介しています。

 

上へ